ポジションセンサー Sitek PSDアレイ
Sitek社について
PSD(ポジションセンシングディテクター)でおなじみのシーテックは1976年より、数々の製品を発表しています。リニアリティ、分解能、応答性など、他が追随しえない性能をもつPSDは世界各国で、特に精密計測分野においては多数使用されています。1軸、2軸、サーキュラータイプはもとより、演算回路アンプが内蔵された手離れの良いSPCシリーズなどもあります。新登場のシーポス(SEEPOS)は高速演算回路を内蔵したドライバーで各種パラメーターも設定可能となっています。
3D形状測定に最適なPSDアレイ
1 次元 PSD を 16 個並べた PSDアレイは、単一のスポットではなく、レーザーラインまたは複数の光スポットを使用することにより、特定の位置の高さだけでなく、照明されたオブジェクトの輪郭に関する情報も収集できます。
高速3D輪郭測定やカンチレバーなどの平行移動物体の測定などのアプリケーションに適しています。
製品特徴
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Sitek独自の迷光除去機能内蔵
迷光条件下でも高いパフォーマンスを維持するために、迷光による速度と直線性の低下を排除する特許取得のSitek独自の設計で迷光除去機能を内蔵。
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わずか21,6 mmx 15,0 mmのパッケージサイズ
パッケージのサイズを最小限に抑えるために、1,27 mmのピンピッチとなっております。保護ウィンドウを備えた34ピンのDualインラインタイプのセラミックパッケージに組み込まれています。
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ご用途に応じてカスタマイズも可能
PSD標準品をベースに他のサイズや、異なるセグメント数での設計、UV、YAG用等の対応も可能です。SMDパッケージの対応も可能です。
仕様
model | 1LA16 2,5_SU89 |
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PSD数 | 16素子 |
有効受光面サイズ | 2.5mm × 0.39mm |
対応波長 | 400-1100nm |
応答速度 | 70nsec |
ダウンロード資料
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ダウンロードするには下記の情報を入力してください。
注意事項
※商品のデザイン、仕様は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。詳細は各営業担当までお問合せください。
応用例
PSDアレイが可能とする高速3D輪郭、平行移動対象物測定
PSDアレイは、三角測量技術を用いることによって、単一のスポットではなく、レーザーラインまたは複数の光スポットを使用することにより、特定の位置の高さだけでなく、照明されたオブジェクトの輪郭に関する情報も収集できます。PSDアレイのパフォーマンスが100 ns以下のそれぞれのPSDの立ち上がり時間で高速動作用に最適化されているとともに、16個のPSDすべての情報を得ることによって、高速3D輪郭測定およびカンチレバーなどの平行で移動する対象物の測定で、有効となります。